第83回 箱根駅伝<往路>〜東海大・佐藤 渡辺超えた・国内・海外・経済・エンターテインメント・スポーツ・テクノロジー・地域情報など、様々なジャンルの気になった出来事を独自の視点で綴ります

第83回 箱根駅伝<往路>〜東海大・佐藤 渡辺超えた


東海大のエース佐藤悠基(2年)が1区で後続に4分以上の大差をつける驚異の走りを披露。

1時間1分6秒のタイムで、94年に“怪物”渡辺康幸・現早大監督が記録した区間記録を13年ぶりに塗り替えた。

ルーキーイヤーの昨年は3区で区間新。

チームは2年ぶりの往路優勝を惜しくも逃したが、新怪物襲名を印象づける快走だった。

07年の幕開けを飾るにふさわしい異次元の走りは、インパクト十分だった。

東海大2年、佐藤悠基、20歳。

19人のランナーを無視するように、号砲と同時に猛ペースで飛ばした。

最初の2キロを5分41秒で入ると、10キロは28分18秒で通過。

交差点で振り返ったのは1度だけだが、追走する選手がいないのは当然だった。

13キロすぎには両脚にけいれんが起きるハプニングもあった。

「止まりそうになった」と振り返ったが、1キロ3分以上にペースが落ちたのは一瞬。

鶴見中継所でもう1人のエース伊達にたすきを渡した時点で、2位の東洋大に4分1秒の大差がついた。

怪物と呼ばれた渡辺現早大監督の記録を7秒更新する13年ぶりの区間新にも「走る前は記録は考えてなかった」と平然と言ってのけた。

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箱根デビューの昨年は、3区で8人抜きの快走をみせ区間新。

“2年目のジンクス”も関係なく、順調に成長した。

一万メートルのベストは28分7秒02に伸び、夏の欧州遠征では五千メートルで日本歴代6位の13分23秒57をマーク。

この日は逃げ切りを狙うチームの期待に応え「最低でも(後続に)30秒差をつけたかったけど、大差がついて良かった」と笑顔も見せた。

だが、芦ノ湖のゴールでは表情が曇った。

5区で順大に逆転を許し、逆に1分42秒の差をつけられた。

傷心の佐藤は会見をキャンセルし、取材を完全拒否。大崎栄コーチは「本人は勝つためにあの差をつけたんでしょうし、そういう(話す)気分ではない。お金をもらってやっているプロではないので」と気持ちを代弁した。

それでも、レースは終わっていない。

同コーチは「うちの1、2区(のエントリー)を見て他校がメンバー変更で無理をしていれば、うちは後半に余裕ができる」と言った。

佐藤の初夢のような走りが、東海大初Vの夢につながるか。

いずれにせよ、3日のレースにも影響を与える走りだったことは確かだ。

(引用:ライブドアスポーツ

▼佐藤 悠基(さとう・ゆうき)

1986年(昭61)11月26日、静岡県駿東郡出身の20歳。

清水南中3年時に国体三千メートルで8分24秒24の中学日本記録を樹立。

佐久長聖高3年時に一万メートルで28分7秒39の高校日本記録。

05年の日本インカレ一万メートル優勝。

昨年の箱根駅伝では3区で1時間2分12秒の区間新を樹立し、8人抜きを達成した。

1メートル78、59キロ。

 

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